
緊張しやすくても日本語教師にはなれる?



日本語教師の緊張を和らげる方法はあるの?
緊張しやすい方は日本語教師を目指すにあたって「こんな私でも日本語教師になれるの?」と不安に思われるかもしれません。
かくいう私も、緊張しやすい性格でした。
日本語教師養成講座420時間の講座を受けるときも「模擬授業あるのかー、嫌だな」と憂鬱に。
教育系のスクールで模擬授業あるのは当たり前ですがそれさえも嫌でしたね。(笑)
当記事では緊張しやすい私がどのような心持ちでいたのかを記事にしたいと思います。
緊張する人でも日本語教師になれる
結論から言うと緊張する、人前で話すのが苦手という方でも日本語教師にはなれます。
ただ、前提として日本語教師はその名のとおり学習者を引っ張る「先生」であり「サポーター」のような存在。
教師である自分が先導しないと始まらないのは言わずもがなです。
緊張するというだけで日本語教師を諦める必要はありません。
しかし、お金をもらって授業をしている以上、自分の特性を知り緊張への対処の仕方は考えておく必要があるでしょうね。
緊張と上手に付き合う3つの方法
日本語教師が緊張と上手に付き合うには、以下の3つの方法が有効です。
- 緊張するもんだと開き直る
- 授業準備をしっかりとする
- 日本語教師である自分を「演じる」
次からは具体的に解説します。
1:緊張するもんだと開き直る
私は、日本語教師としての年数を重ねてもずっと緊張していました。
特に前日の夜、授業が始まる前が一番緊張する時間…。
回数を重ねれば慣れるよっていう方もいると思いますが、私は緊張しないことはなかったですね。
緊張したくないと思っていても緊張するんだから仕方ないですよ。
緊張しやすい人は緊張しない人がうらやましく感じるかもしれませんが、もうこうなったら「緊張する自分を受け入れる」ことを徹底しましょう。
緊張するくらいに真剣に日本語教師と向き合っている自分に誇りをもってくださいね。



ある意味、開き直ったほうが良い場合も多いです。
2:授業準備をしっかりする
日本語教師は自分の準備不足から緊張を招くことも多いので、授業準備はしっかりとおこないたいところです。
特に最初の頃は学習者の予期せぬ質問に戸惑うことも多数!
自信を持って教壇に立つためにも、教案を書く、大事なところをメモするなど準備は入念におこないましょう。



授業準備は家でリハーサル込で!と仰る日本語教師の方もいましたが、私はリハーサルまではできませんでした…。そこまでやれたら完璧だろうな。
3:日本語教師である自分を『演じる』
日本語教師が緊張を和らげる方法として有効なのは日本語教師である自分を『演じる』ことです。
プライベートの自分と仕事用の自分を切り分けて考える…と言ったら伝わりやすいでしょうか。
「俳優や女優になったつもりで」と仰る先生もいます。
「回数を重ねるごとに慣れてくる」と言われる方も。
私の場合は、あくまで授業のときに「演じる」ことを意識していただけでプライベートの性格は変わることはなかったのですが、人によってはいい変化があるかもしれません。
大人数の前で緊張する場合は働く場所を考えて
日本語教師になりたいけど大人数の前で話すのは緊張するからできるだけ避けたい…という方は働く場所を考えるのも有効な手段の一つです。
日本語学校はどうしても1クラス15人~20人くらいの学習者を前にすることになりますからね…。
- マンツーマンでオンラインレッスン
- 少人数のクラスレッスン
人数が少ないほうがやりやすいという方は、オンラインレッスンや少人数のクラスレッスンを検討することをおすすめします。
【まとめ】緊張する人でも日本語教師になれる
緊張する人でも日本語教師になれます。
しかし、頭が真っ白になって授業が進まないのは日本語教師として失格なので、緊張しやすい自分を受け入れ、対処方法を持っておくことが大事です。
回数を重ねるごとに慣れる場合もあるでしょうし、何回やっても向いていないと感じることもあるでしょう。
自分の特性に合った職場で、心地よく教えられる環境を見つけることが、長く日本語教師を続ける秘訣になります。
「緊張するから日本語教師になれない」と考える前にまずはチャレンジしてみませんか?
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